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第9地区

一風変わったSF映画
第9地区

以前に紹介した「羊たちの沈黙」もアカデミー賞を獲った時は驚きましたが、今回紹介する「第9地区」がアカデミー賞作品賞の候補にノミネートされた時も驚きがありました。残念ながらノミネートだけに終わりましたが、こんな作品が受賞する日も近いのでは?

【あらすじ】
物語は、南アフリカのヨハネスブルグ。1982年に突如現れた巨大な宇宙船。それはヨハネスブルグ上空で停止したまま動かない。攻撃するでも何かを要求するでもなかった。調査を始めた人類は宇宙船の中で栄養失調の為に弱りきった100万以上のエイリアンと遭遇する事となった。彼らに自分の星に帰る力は残されていなかった。
人類は彼らを「難民」としてヨハネスブルグ郊外に居住地区を提供する事にした。それから28年が過ぎ、居住地区「第9地区」のスラム化が顕著になり、地区を管理している超国家機関MNUは、そこから離れた場所に「第10地区」を建設し、難民すべてをそこへ移住させようと考えていた。
移住計画の担当者となったヴィカスは、初めての大役に浮き足立ちながらも張り切って仕事をこなそうとしていた。ところが、事件は突然に彼を襲う。
移住承諾書にサインをさせようと訪れたある家で、ヴィカスは見た事のない筒状の物を見つける。何気なく触ったスイッチから吹出した黒い液体を顔に浴びてしまった彼の体は徐々に変化し始める。エイリアンのDNAを取り込んでしまったヴィカスの体は彼らのようになり始める。彼の体は人間とエイリアンのDNAが共存する体となってしまう。
彼は自分の体を取り戻す為に逃亡し、事件の発端である「第9地区」へ向かうのだった。

【レビュー】
映画は事件関係者へのインタビュー形式の映像から始まり、ヴィカスの仕事に密着したカメラ映像、そして徐々に通常の映画と同じカメラワークへと変化していきます。それが妙にリアリティがあって、観客を作品の世界観に引き込むことに成功しています。

多くのエイリアンが登場する映画では、人間VSエイリアンという図式がほとんどですが、この作品は全く違う、新たな視点を取り入れています。人間とエイリアンの融合という突拍子もない設定に見えますが、違和感なく観られてしまうのはなんででしょうね。

そして登場するエイリアン達も、地球人から「難民」として蔑まれている様子がかつての奴隷制度を彷彿とさせます。舞台となっているのが南アフリカというのも、かつての黒人奴隷を意識したものでしょう。

ひとつ気になった点といえば、エイリアンが話す言語を人間側が理解できている描写があるのですが、観客側は当たり前ですが意味不明なので、そのやりとりから想像するしかありません。ちょっと見づらい感じがしました。

それでもSF映画もまだまだ脚本次第で面白いものを作ることができると証明した作品です。

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