彼は本当にツイてない。
今回はアクション映画の心に残る作品を紹介します。その作品とは「ダイ・ハード」です。この作品も当時中学生だった私はレンタルビデオでの鑑賞でした。確か、当時放送していた「はなきんデータランド」という番組のビデオランキングで1位になっていたので、どんな映画なのか、まったく確認しないままレンタルしてきたのを覚えています。(アクション映画という言葉すら認識がなかったと思います。)
【あらすじ】
ニューヨーク市警に勤務しているジョン・マクレーン刑事は、休暇を利用して別居中の妻ホリーが勤める日系企業があるロサンゼルスに来ていた。竣工中の超高層ビルでクリスマスパーティーが開かれている会社へ招待されたジョンだったが、些細なことでホリーと口論になる。すると突然の銃声が響き、パーティー会場はテロリストに占拠されてしまう。間一髪で逃げ出すことに成功したジョンだったが、人質となったホリーを救うため、たった1人でテロリストに挑んでいくことになる。
【レビュー】
もともと、この作品のように閉鎖的な空間(列車、ビル、飛行機)を舞台に描かれる映画が大好きだったので、マクレーン刑事に魅了されるのに時間はかかりませんでした。
彼の武器は拳銃1丁だけ、格好は裸同然、「なんで、こうなるんだ!」と文句を言いながらの行動は今までのヒーロー像からはかけ離れていますが、なんだか親近感が湧いたりしていました。(いつの間にか真っ黒になっていくランニングシャツがいいんです。)
さらには悪役も個性的で、インテリっぽいリーダーのハンス、金髪ロン毛で無表情なカール、メガネでパソコンヲタクっぽいテオなど、魅力的なメンバーを倒していく様は見ていて気持ちが良かった。
たった1人で戦うマクレーンに外から協力するパウエル巡査、運転手のアーガイル、憎らしいテレビレポーターのソーンバーグなど脇役にまで魅力的なキャラクターを配し、これでもかとド派手なアクションシーンを織り交ぜながら、見事な脚本でエンディングまで突き進む。アクション映画のお手本のような作品です。
この成功を受けて4作まで作られますが、やはり1番面白いのはこの1作目だと思います。特に難しいことは考えずにスカッとしたい時にオススメの1本です。
このシリーズには個人的な思いがいくつかありますが、それはまたの機会に・・・

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